英語・フランス語もローマ字読み
今回はちょっと脱線して、スペイン語?というかスペインにおける外来語である英語・フランス語について書いてみます。
日本には外来語として英語やフランス語がたくさん定着していて、発音もその言語の発音のままでカタカナ表記されるものがほとんど。
たとえば、「Sunday」という文字列を見た時、「サンデー」「サンデイ」と読む方が多いと思います。
(この単語をまだ知らない場合以外で)スンダイ、とローマ字読みするのは、英語を勉強していてスペルを正確に覚えたい時などでしょうか。
私の場合、「Tuesday」はトゥエスデイ、「Wednesday」はウェドネスデイ、と覚えていました。
「day」の部分をダイと覚えることはなかったかな(笑)
さて、スペイン語の発音は、ほぼローマ字読みでOKです。
もちろん例外もありますが、ざっくりそう考えていただいて大丈夫。
なので、母音は書いたまま読めばいい、つまり「a」は「ア」、「i」は「イ」、「u」は「ウ」... としか読まないので、英語のように「a」が「エイ」だったり「アとエの中間」だったり「ア」だったり、というような発音のバリエーションがありません。
それはわかりやすくていい!
のですが、英単語をそういう風に読んだら逆に何のことかわからないよ?ということがスペインでは度々あります。
卑近な例をちょっと考えてみました。
「email」。
日本人は多くの方が「イーメール」「イーメイル」と読めると思います。
スペインでは「エマイル」です。
そのまんま読まれると逆にわからない!
「run」。
スペイン人はたいてい「ルン」と読み、「走って走って!」みたいなことを言いたい時には「ルンルンルン!」と言います。
最初聞いた時は本当に腰が抜けそうになりました。
バンド名などもスペイン語読みなので、「U2」はユーツーではなく、「ウードス」。スペイン語で数字の2はドス(dos)だからです。
なぜかよくTシャツを着ている人を見かける「Ramones(ラモーンズ)」は、「ラモネス」。
音楽のジャンル「punk(パンク)」は「プンク」ですが、たいてい「punki(プンキ)」という言葉が使われます。
英語そのままの発音が(たとえ日本語発音であっても)定着し、かつ意外と英単語のスペルも日常的に見慣れている日本人にとっては、ちょっとびっくりです。
フランス語も、スペインでは躊躇なくローマ字読みされています。
シャンパン(フランス語表記:champagne)はスペイン語で"champán"と書き、「チャンパン」と読みます。
ブランドのシャネル(同:CHANEL)はスペインでは「チャネル(アクセントはネに付きます)」、クラランス(同:CLARINS)は「クラリンス」です。
昔、フランス語の何たるかを全く知らなかった頃、銀座にあったプランタン(同:Printemps)をプリンテンプスと読んで恥ずかしい思いをしてから、フランス語を見かけると音読しないよう気をつけてきたのに。
スペインじゃその必要はないんかい。
言葉って面白い。
日本はアルファベットではない文字で日本語が構成されているから、アルファベットを使う国の言葉は発音そのままを輸入するけれど、スペインだと英語やフランス語と同じくアルファベットで言語が書かれるから、読み方は自国流になるということなのでしょう。
おしゃれなシャンパンも、「チャンパン」と言われると何だかかわいい?飲み物に思えます。
では最後に、写真の食器用洗剤、スペインではとても普及しているブランドのものです。
「FAIRY」、あなたは何と読みますか?(答えは写真の下に)
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